’02.クリスマスのetc. (a)~クリスマスにまつわるお話 その1~ ※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆ 1 〝クリスマスは、何の日?〟 クリスマスは英語の〝Christmas〟で、 〝キリスト(Christ)のミサ(mass)〟の意。 フランス語〝Noel〟とイタリア語〝Natale〟は、 〝 誕生日〟を意味するラテン語から来ています。 ドイツ語〝Weihnacht〟は、〝聖夜(キリストが生まれた夜)〟 という意味です。 クリスマスとは、イエス・キリストが約2000年前に この世に生まれたことをお祝いする日なのです。 -ちなみに12/24クリスマス・イブのイブ(Eve)は、 〝前夜〟のこと。 ※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆ 2 〝クリスマス=イエスの誕生日?〟 イエス・キリストの誕生日に関する記録は残されていないため、 正確な日付はわかりません。 初期は色々な日に祝っていたようです。(3世紀頃は、1/6) 4世紀になると、冬至の12/25を祝祭日としていたので この日が選ばれたようです。 ※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆ 3 〝プレゼントのはじまり〟 クリスマスに贈り物をする習慣は、キリスト教以前のローマ時代、 冬至のころのお祭りのときにすでにあったそうです。 常緑樹の小枝を森から取ってきて、幸運のしるしに贈ったのがはじまりでした。 この習慣もキリスト教でも受け入れられ、独自の意義が付け加えられたようです。 ※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆ 4 〝クリスマスに贈り物をするワケ〟 この習慣は、幾つかのことから来ています。 聖ニコラスが、人に知られずに困った人へ贈り物をしたこと、 イエス・キリストの誕生の際に、東方から来た博士(賢人)達が 贈り物を携えてきたこと、などから。 ※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆ 5 〝プレゼントをくれるヒト…〟 プレゼントをくれるのは、サンタ・クロースさん。 でも国によって、ちょっと違うそう。 デンマーク、ノルウェー、スウェーデンでは小人の妖精 ロシアやイタリアはおばあさんなんだとか。 プレゼントの贈り主が国で違うなんて、面白いですね。^^ ※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆ 6 〝プレゼントの置き場所〟 聖ニコラウスは遺産相続したお金持ちで、貧しい人々に 施しをしていました。 ある日聖ニコラウスは、貧しい3人娘の部屋に金貨を投げ入れたところ、 すっぽりと思わぬところへ入ってしまいました。 どこだかお分かりでしょうか? -そう、暖炉のそばで乾かしていた靴下に入ったのだとか。 靴下にクリスマスプレゼントを入れる風習は、 ここから始まったと言われているそうですよ。^^ ※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆ 7 〝Xmas の示すもの〟 〝Xmas〟の〝X〟は、 ギリシャ語の〝Xristos(キリスト)〟の頭文字。 英語の〝Christmas〟の語源は、 〝キリストのミサ〟だと言われているようです。 ※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆ 8 〝サンタクロースの語源〟 聖ニコラウスの伝説は、広くヨーロッパに伝わり讃えられました。 特にオランダでは、〝シンター・クラウス〟と熱心に崇敬されたのだそうです。 17世紀にアメリカに入植したオランダ人が、英語式発音である〝サンタクロース〟 としたのが始まりと言われています。 ※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆ 9 〝サンタクロースの赤い洋服〟 1931年、コカ・コーラのCMにサンタクロースを起用。 広告で画家が描いたのが、赤い服を着たサンタさんでした。 それまでは、決まった色はなかったようです。 ※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆ 10 〝聖ニコラウスの出身地〟 サンタクロースの起源といわれる、聖ニコラウスは 3~4世紀の小アジアの古代国家(現在のトルコ)にいました。 実在する司教のお名前なんですヨv ※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆※☆ クリスマスのエトセトラ~その2~へ ジャンル別一覧
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